10.大好きなインドの料理あれこれ 1
コーチン(南インド ケララ州) ホテル The TRIDENT(オベロイ系列)での朝食
イドリ(米の粉の蒸しパン) サンバ(カレー汁)につけてどうぞ! プーリ(揚げパン−中は空洞) グラスのはラッシー(塩味)
マッサラドーサ(トライデント コーチン) マッサラドーサ(トライデント マドラス)
今回65回目のインドは久しぶり、なんとほとんど3年ぶり。11月18日出発23日帰国の5泊6日。来た見た食べたの私、お医者さんの”辛いものとお酒は程々に”とのお言葉、内地では守ってきました。おでんもカラシ無し、うどんは七味無し、お酒も1ヶ月飲んでおりません。ところが19日朝インドに着いての最初の食事、迷うこと無くマッサラドーサ、小麦粉を薄く延ばして焼いたパン(?)中ほどにはポテトのカレー。うすい餃子の皮みたいなのをちぎってはサンバにひたして口元へ、インドへきたんやとの実感ひしひしと感じながらペロリと平らげました。お酒を飲まない分食欲はいたって旺盛。

南インド、ケララ州コーチンは10年ぶりの再訪。目的その一はジェイコブ氏の長男シブーの結婚式への出席。セレモニーは20日St.Francis Church
でありました。この教会はなんとかのヴァスコダガマが埋葬されていた由緒ある教会なのです。Tea Partyは千人、ディナーパーティーには二百人が集いました。

目的その二はトディー(ココナッツワイン、平たく言えばココナッツどぶろく)を飲むこと。ホテルに着くなりマネージャいわく”ジェイコブ様からお伺いしておりますが、カリミーン(まながつおの魚料理)はすばらしいのをご用意できますが、トディーはお出し出来ません”。それも当然トディーはヤミの密造酒か?それにしてもジェイコブさんのホスピタリティ(おもてなしの心)には感謝、ありがとうございました。

結婚式の明くる21日(日)、現地で知り合った、北川さん(三重県鈴鹿市出身)にご案内いただき、漁村へ行き無事トディーにめぐりあい、2杯のみほしました。お味の方は日本で飲むドブと相通ずるものが有ります。久しぶりのお酒でした。

カリミーン
トライデントコーチン
ヴァスコダガマの埋葬場所
(St.Francis Church)
トディー
これを2杯飲みました
トディーパーティー
魚、鶏を食べながら
バックウオーターを行く
船頭2人の計7人乗り

11.大好きな中華料理あれこれ 1
4月5日〜8日まで3泊4日で71回目の香港へ行ってきました。APLF(アジア太平洋皮革見本市)です。
今年は例年になく活況を呈していました。出展者も多く人も多かったです。
左の写真は私の大好物のハタの蒸し物です。これは実に美味い。食べて初めて香港に来たと実感できます。
今香港で一番のレストラン、稲香海鮮火鍋酒家(Tao Heung) 3日連続で行きました。キャプテン(経理)以上のスタッフには株を持たせ、今年中に株式市場に上場予定とか、そうなれば皆さん大金持。ハイテクだけでなくレストランでやるところが香港はスゴイ。
右上:友人の羽賀田氏が釣り上げた38cmのあぶらめ。これを頂戴してもちろん蒸し魚にしていただきました。蒸しあがる直前に魚醤、ごま油、を沸騰させ、ねぎの細ギリを山盛りにのせその上からかけるとOK
彼いわくそらあぶらめの方がハタより美味いはずとの事です。これも実にウマかった。
CX(キャセイ航空)SQ(シンガポール航空)か?
なんとファーストクラスのボーディングパスです。
上の左がファーストクラスで右がビジネスクラスです。
ラッフルズクラス(ビジネスクラス)のボーディングパスです。
本題に入る前に、なぜファーストクラスでありビジネスクラスなのか?
お勤め人生活10年間海外出張はすべてエコノミークラス、いわゆる船底です(私がこのように呼ぶ理由は”1965年船で行く初めての香港でお分かりいただけます。)
そして、2回だけ、ビジネスクラスに乗せてもらいました、どうゆうわけかバンコック・香港のセクターです。エコノミーの切符でしたが、一回は出発ギリギリにチェックインして(これはなかなか有効な業です)、2回目はインドからの乗り継ぎで、トランスファーカウンターで”グッドモーニング、サワデー”とこのさわやかさ(ム!)が受けたのかビジネスクラスでした。タイ航空の皆様ありがとうございました。
これは感激しました、友達全員にビジネスクラスに乗った乗ったの大騒ぎでした。”座席が違う、飲み物、食べ物が違う・・・・”
そして独立、10年前ですが、安い切符でもインド迄は15〜16万しました、数年経って、現地で聞きますと、ビジネスクラスでも20万ちょいであるとの事、1年間有効でフライトの変更可、手荷物もエコノミーの20kgsではなく30kgsまでOK.フライトの時間によってはホテルもただでつくとの事、このタダとゆう言葉に弱く、よし、それ買ったとなって、それ以来ビジネスクラスです。今は原点に戻って船底です。
CXとSQ、共にもと英国領、今は対照的な両者です。この題で卒論が書けると確信しています。世界のエアーラインのランキングではSQがリードしています。なにが違うのか、どこが違うのかと常々考えていました。そして最近、ハッと気付きました、違う!そーか、服装が違う。SQは綿のバッテックプリントのチャイナもどきの民族衣裳、それで体の線がクッキリ、それに足にはサンダル、これは下町のおねーさんののりです。みずから塀は取り去っているので相手もそうと決めてかかって、ハーイとこちらの内側にことわりもなく入ってくる。このバリアフリーの親切ごころ(心)グーです。かたやCX、ブラウスにジャケットそしてタイトスカート、足元はフォーマルなパンプスで決めています。塀でかこってあり、相手の塀も充分に意識しており、その内側には、こちらから、リクエストしない限りはけっして入ってきません。こちらは所謂キャリアウーマンの世界です。どちらかというと、ツンとした冷たさがあります。私は、なんと、どちらもおおいに気に入っています。

オーバーウエイト、荷物が制限重量を超えている場合、CXは厳しい、切符にちゃんと書いてますでしょう、ツンという感じです。SQはニッコリ微笑んで、OKですよ・・・、いいですね〜、君は天使だ!ここまでは制服がすべてを語ります。

喫煙に関しては、完全に逆転します。CXは部屋の中をこちらは禁煙、こちらは喫煙と区切ってあって、そこでは自由になんの気兼ねなくタバコが吸えます。ところがSQ,キビシイです。空港の中も待合所の中も、スモーキングルームという小部屋での喫煙が義務づけられています。

この2つの航空会社に乗られてのご感想おまちしております。

なんでファーストクラス?良い質問ですね。小学時代は大阪で、中高時代は京都で、それからは神戸一筋、関西流れ者でござんす。でもってお金(なんか格好つけてます、本来は、そう、銭、ゼニです)は値打ちの有る物にしか使いません。¥15,000〜¥18,000を払いますとビジネスクラスからファーストクラスへ”おなり”ができます。おなりて解ります?将棋で歩が相手陣内に入ってと金になるのが、おなりです。この金額でシンガポールーデリー間、約5時間のフライト、ファーストクラスの住人となれます。値打ち有ります。オードブル、前菜ですな、キャビア(黒いダイヤ)がドサ、小さい缶でん千円以上のダイヤがドサです。お飲み物はシャンペン、なんとドンペリ(ドン ペリニヨン)、奨めてくれるのがなんと飛び切りの下町のおねーさん、オー I am Japanese,断っては男がすたる、ガンガンいって、シャンペングラスで7杯めまでは憶えていましたが、それ以降は意識不明、次に気が付いたのは、グングン、高度を下げてデリーのインデラガンジー国際空港への着陸態勢に入ってから、まーこんな事の繰り返し、一度でいいからメインディシュを食べて締めくくりのコーヒーを飲んでみたい物です。

リクライニングの法則
座席の背もたれがどこまで傾くかによって飛行機のクラスは決まる。ファーストクラスでは座席はほとんど水平になります。